仲の良い友達とちょっとした事でケンカをしてしまった。パートナーと言い争いになって気まずい。
でも、仲直りしたい。そんな事は人生にたくさんあります。
しかし、言い出すきっかけがなかったり、自分も悪いけど相手も悪いなんて思ってなかなか仲直り出来なかったりするのが人間です。大体はお互いにそう思っていますが、言い出せない。
お花のチカラをかりた解決方法はどうでしょうか?
西洋から伝わったハーブの中に、カモミールという植物があります。カモミールを使った仲直り方法。
目次
お花を飾ってみる
ケンカをしてうまく仲直り出来ない時には、お花を飾ってみましょう。カモミールは香りの良いんハーブで、お庭から摘んできてさり気なく飾ると穏やかな空間ができます。
東洋の風水だと、トイレや玄関・階段などに白色や黄色のお花を飾ると、お互いに気分がリフレッシュして穏やかな気持ちになれます。
カモミール(和名カミツレ)
カモミールは北ヨーロッパや西ロシア原産のキク科の香りがある薬用植物で、古代エジプト・ギリシア・ローマ時代から、様々な病気の薬として用いられてきたハーブです。オランダ語のカミルレ(kamille)が語原で、カミツレと呼ばれた時期もあったが、今は英語のカモマイル(camomile.chamomileと書くこともある)が訛ってカモミールと呼ばれています
ジャーマンカモミール
学名「マトリカリア・レキュティータ Matricaria recutita」
1年草で草丈が30~60cm。花期は3~5月で花がたくさんつきます。花にはリンゴのような香りがあり、風邪・頭痛・下痢などの薬草茶として利用されてきました。抗炎症効果がある成分のカマズレン、アピゲニンを含み、ストレスによる胃痛のハーブティーとして飲用されています。また、アズレン誘導体という物質が胃の粘膜を修復して丈夫にし、消化機能を正常化してくれます。
一緒に育てる悪い組み合わせは、ネギ類です。
ローマンカモミール
学名「カマエメロム・ノビル Chamaemelum nobile」
常緑多年草で背丈は20~30cm。花期は6~7月で花つきはジャーマンカモミールと比べると少ないです。しかし、花だけではなく葉にもリンゴの香りがあり、成長は遅いが芝生のように増えていきます。胃痛に服用したり 皮膚の炎症に外用したりしますが、妊娠中は服用を避けてください。花を蒸留して得られる製油は鎮静効果があり、アロマテラピーに利用したり、化粧品にも使われています。ハーブティーは苦いです。
コンパニオンプランツとして、一緒に植物を植えるとその植物の生育を良くします。キャベツやブロッコリー等のアブラナ科の植物の成長を促す作用をもちます。また、アブラムシの天敵のテントウムシを引き寄せるので、被害を最小限に食い止める効果を発揮します。
一緒に育てる悪い組み合わせは、キュウリです。
効能・効果
カモミールには、体内の平滑筋という筋肉の組織を落ち着かせる作用があり、腹痛や胃痙攣、女性の生理痛などを和らげる効果があります。
花や葉には薬効成分があり、不眠・疲労・イライラに効果的。ジャーマンカモミールは乾燥させてハーブティとして飲み、ローマンカモミールは製油したり煮出し液を入浴剤やリンス液、湿布液などに使います。
またカモミールは、寝る前にとると寝つきが良くなると言われています。
花言葉
イギリス
・逆境のなかでのエネルギー
ローマンカモミールが芝生のように生えて、踏まれてもしっかりとカワイイお花を咲かせるので。
フランス
・あなたの治療(または看護)の優れていることを認める
・にがさ
・親交、仲直り
・一致した感情の完全なこと
薬用植物で様々な病気の薬として用いられてきたり、コンパニオンプランツとして他の植物を助けたりするので。
カモミールを育ててみよう
日本では、ハーブとして流通しているカモミール。ハーブの苗やハーブティーなどで商品化されています。
カモミールの切り花は流通が少ないです。カモミールの種から育てたり、苗を買って、お庭やプランターで育てないと切り花として使えません。
春からカモミールを育てて、定期的に摘んできたお花を飾っているといいかもしれません。
カモミールティーの作り方
ジャーマンカモミールは、フレッシュなリンゴのような甘い香りのハーブティーです。ローマンカモミールは、ちょっと苦い中国茶に近い感じです。
お花だけを摘んで天日干しで乾かしても、フレッシュでお茶をいれても出来ます。
- ティーカップ1杯(約160cc)に対して、茶さじ(大さじ)1杯が目安です。
- 熱湯を注いで、最低5分くらいは蒸らします。
- お好みで、はちみつを加えると子供も飲めるやさしい味になります。
※20分以上蒸らしてしまうと、苦みが出てきます。
まとめ
仲の良い友達と言い争いになった時、パートナーとケンカしてしまった時、仲直りのきっかけがあると良いですよね。
まずは、話しやすい空間をカモミールのお花を飾ってつくってみましょう。さり気ないお花のサポートでトゲトゲをなくしてくれるでしょう。
なかなか「ごめんね」が言えない時にカモミールティーを一緒に飲んでみるのはいかがでしょうか。そして、カモミールの花言葉などを話している間に、イライラもおさまり素直になれると思います。
カモミールはそのお手伝いをしてくれます。心を落ち着かせ、自分自身と話すきっかけにもなりますね。
育ててみたいカモミール。
ジャーマンカモミールは1年草で、ハーブティーに使われることが多いです。
ローマンカモミールは多年草で、アロマテラピーに使われることが多いです。
どちらとも、リラックス効果があり快眠のお手伝いをしてくれます。
薬用植物やコンパニオンプランツとしての意味が含まれるカモミールは、
寄せ植えを贈ったり、ハーブティーを贈って、友達に気持ちを伝えるのに良いですね。
ただ、花を贈るだけではなく想い(花言葉)も一緒に贈ってみませんか?
花言葉を一緒に伝えるも良し、花だけを渡すのも良し。
花というモノをプレゼントするのではなく、
花をプレゼントするキモチが、
フラワーギフトなんです。