トックリラン ノリナ(ポニーテール)は、暑さ寒さに強く その独特のフォルムで根強い人気の観葉植物です。植え替え植え替えを続けると幹の根元がドンドンと膨らんでいきます。魅力的なフォルムで性質も強い植物です。
葉っぱの勢いが悪くなったり、水やりをした時に水はけが凄く悪くなったら植え替えが必要かもしれません。
目次
トックリラン ノリナ(和名 ポニーテール)
- 学名:Beaucarnea recurvate
- 科名:キジカクシ科トックリラン属
- 原産:メキシコ
- 開花:7月から9月
- 別名:象の足
トックリラン、トックリヤシと間違われやすいが、科も全然違う植物です。トックリランは、寒さ暑さにも比較的に耐えて、霜が当たらなければ3℃ぐらいまで耐えられます。トックリヤシは、寒さには弱く15℃以上必要といわれています。
出典:多田欣也の植物図誌
植え替え
時期
4月から9月(成長期の暖かい時期に)
用土
観葉植物用の土(水はけが汎用培養土より良い土)
植木鉢
ひと回り大きな植木鉢が良いです。陶器の植木鉢はオシャレですが、幹がどんどん膨らむのと、重さが出てしまうのでプラスチック鉢をオススメします。幹の太さのわりには根は張らないし、根詰まりにも耐えます。
➀まずは、パンパンになったトックリランを植木鉢から出すのに木槌で植木鉢の持ち手も叩きます。
②次に鉢底の石を3~4cm入れ、観葉植物用培養土を5cm入れました(鉢の大きさによって変わります)
その上に抜いたトックリランをいれます。根鉢は崩しませんでした。
③まっすぐに幹を支えながら、周りに観葉植物用培養土を入れていきます。
④ウォータースペースを作って、直径1cmぐらいの棒で土を軽く押し込んで土の中の空洞を埋めて、最後に下から水が出るぐらいまでたっぷり水をあげます。水の流れによって細かな空洞も埋まってきます。※棒で押し込みすぎると土が固まりすぎて水が抜けなくなるのでほどほどに。
植え替え後の管理
人間でも引越は疲れるように、植物も疲れます。植え替え後は、半日陰から日陰で1週間ぐらい管理し、肥料も1週間ぐらいして落ち着いたらあげるようにします。疲れている時に焼肉は嫌ですよね。。基本的に水だけですが、水だって3日に1度ぐらいです。あげすぎても良くないです。
7~10日して葉っぱも黄色くなって落ちなければ、適した環境のもとに置いてください。その時はじめて肥料をあげましょう。
観葉植物の肥料は主に3種類。化成肥料・液体肥料・活力剤です。
固形の肥料は化成肥料と油粕・牛糞や鶏糞・骨粉などの有機質肥料があるが、室内管理の観葉植物では臭いがキツイです。よほどのコダワリがなければ、化成肥料で十分です。液体肥料は、即効性はありますが持続性がありません。※活力剤(特にアンプル型のモノ)は主肥料ではなく、ビタミン剤的な副肥料です。基本的には、化成肥料や液体肥料をあげて、もっと元気にしたい時に活力剤をあげるというイメージです。