花束と言ってパッと思い浮かべるのは、バラの花束ではないでしょうか?他にも、ユリやヒマワリといった花や母の日にはカーネーションといった知っている花はありますが、やっぱりバラが好きでしょうね。本数で変わってくる赤いバラの花言葉は別に書きましたが、色によっても花言葉は変わります。その時の気持ちにあわせた色を選んでみてもいいですよね。
女性へのプロポーズや2人の記念日のギフトには、赤バラを。
結婚式には、白いバラを。
ありがとうの感謝には、濃いピンクのバラを。
特別なおめでとうには、青いバラを。
サプライズには、虹色のバラを!!!
目次
イギリス・アメリカの花言葉
花のシンボルとしてはバラ・ユリ・スミレはトリオで、バラが美を表すときはユリは威厳を、バラが愛を表すときはユリは純潔のシンボルで それに対してスミレは誠実・控えめを表しています。バラの花言葉はあらゆる花の中でその数が最も多く、そのほとんどが恋愛と愛情のことである。
バラ全体
美・愛情
赤バラ
愛情
濃い赤バラ
内気な恥ずかしさ
赤いツボミ
純粋な愛
白いバラ
私はあなたにふさわしい。結婚式に白いバラが使われる理由は
白いツボミ
愛するには若すぎる
しぼんだ白いバラ
はかない・束の間の印象
ピンクバラ
しとやか・上品
薄いピンクバラ
誇り
濃いピンクバラ
感謝
オレンジバラ
絆・信頼・愛嬌
黄バラ
嫉妬・お互いに忘れよう・友情の薄らぎ
このような不吉な意味は、黄バラだけでなく黄色い花には共通していて、黄色そのものが不吉や嫌悪をあらわす古くからの民俗が原因になっています。しかし、新しい花言葉では豊かさや裕福という意味も出てきています。
モッコウバラ
幼い時の愛着
幼い時にはトゲがないから。
野ばら multiflora rose
優美
バラのトゲ
不幸中の幸い
フランスの花言葉
バラ全体の花言葉
無邪気・爽やか・清新
白いバラ
純潔・純潔な美しさ・柔軟
しおれた白いバラ
純潔をなくすぐらいなら死んだ方がましです
五月のバラ
愛嬌・新鮮・清新
黄色いバラ
恥・誠意のないこと
※赤いバラの花言葉がでていないのは、フランス的で赤いバラを恋人に贈るような男性は、あまりにも月並みなのかもしれないからでしょうか。
青いバラの花言葉
バラの花には青い色素がないといわれていて、バブルの頃には白いバラに青い色素を吸わせた青いバラが海外から輸入されていました。青い色素がないことから不可能という花言葉が付いていました。
しかし、サントリーフラワーズとオーストラリアのCalgene Pacific(現 フロリジーン)との共同開発により青い色素をもったバラが誕生しました。2009年11月3日に「アプローズ」のブランド(正式名称はSUNTORY blue rose APPLAUSE)を設け、切り花として全国の花屋などで販売を開始しました。
APPLAUSEは拍手喝采を意味することから、その名の意味を喝采とし、新たに夢かなうという花言葉をつけました。
引用:サントリーフラワーズ
レインボーローズの花言葉
花言葉は無限の可能性になっています。
ヨーロッパでは青いバラでは飽き足らず、7色のレインボーカラーのバラまで作りました。まさに、サプライズ。バラ以外にも、カーネーションや菊のレインボーカラーなんかもあるんですよ。
カーネーションも色ごとに花言葉が違うんです。カーネーションは赤色の花だけではありません(笑)
バラの伝説
バラの歴史は古く、ギリシア時代にはアフロディア(ローマのヴィーナス)キプロス島の近くの海の中から生まれたとき、大地が「自分も神々と同じように美しいものを創造することができる」といってバラの花を生みだしたので、神々はこの花の完全な美しさをみて神の酒を注いで賞賛したといわれ、その有様は名画【ヴィーナスの誕生】に美しく描かれているん。
聖母のバラ
初期のキリスト教の指導者たちは、バラが異教のヴィーナス崇拝やローマ人のバカ騒ぎにつかわれた花だというので、宗教的なシンボルを認めようとしなかったが、ローマ帝国の没落後、次第にこの花はキリスト教のシンボルとなりました。中世には聖母とバラを結び付けた素朴な伝説が数多く生まれ、聖母を象徴的に【純潔のバラ】あるいは【神秘のバラ】と呼ぶようになりました。また、赤いバラは殉教のシンボル、白いバラは純潔のシンボルになりました。
まとめ
バラは昔から愛されている花で、美や愛のシンボルとして扱われてきました。色それぞれに愛に関しての花言葉がついています。そして、赤いバラの様に定番もありますが、花言葉というのは変化しています。どんな花を贈るかを迷ったら、花言葉で選んでみるという選択肢も覚えておいてください。
でも、花屋さんはどんどん変化をする花言葉をすべては覚えきれません。ネットで調べて花屋さんでその花でアレンジしてもらえば、想いが伝わるプレゼントができますよ。季節でない花もありますので予約をオススメします。
好きな色やその方のパーソナルカラーなら花言葉にとらわれず、お花をチョイスした方が喜ばれますしね。
「お花なんてもったいない」という方がいますが、逆に人生は損得だけじゃもったいない。人生に喜びと想い出を。
お花が人生に華を咲かせて、豊かにしてくれます。そこには幸せがうまれます。
ただ、花を贈るだけではなく想い(花言葉)も一緒に贈ってみませんか?
花言葉を一緒に伝えるも良し、花だけを渡すのも良し。
花というモノをプレゼントするのではなく、
花をプレゼントするキモチが、
フラワーギフトなんです。