ハエトリソウってお花屋さんで売っているのを見ると、すごく興味が湧きますよね。あのギザギザの葉っぱに挟まれたらと思うとドキドキしますよね。
栄養分が乏しい土地で生きるため、昆虫を捕まえて栄養分を得る植物です。遊びで小枝などを挟ませてあそばないでくださいね。
でも、本当にハエを捕まえるられるの?ハエって速いよ~って思いますよね。(ダジャレではないです)
なんと!!!決定的な瞬間をとらえました📷
お花だって咲きますよ。花言葉だってあるんです。
ハエトリソウ(ハエトリグサ)
- 学名 Dionaea muscipula
- 科・属 モウセンゴケ科ハエトリグサ属
- 花期 5~6月
- 花色 白色
- 原産地 北アメリカ
- 別名 蝿取草(ハエトリソウ、ハエトリグサ)・ハエジゴク・ディオネア
- 英名 Venus Flytrap
英名のVenus Flytrapは、ローマ神話の狩りの女神女神ディアナに由来します。葉っぱのギザギザを女神のまつ毛に見立てて付けられています。
ハエトリソウの花言葉
魔性の愛
甘い言葉(蜜)で引き寄せて、2枚の葉っぱで抱きしめて、自らの養分にしてしまう事からついた花言葉です。怖いような、怖いもの見たさで引き寄せられちゃう花言葉ですね。
嘘
蜜線から甘い蜜を分泌し、虫を引き寄せます。そして、葉っぱで捕まえる事から嘘という花言葉が付きました。
素朴な疑問。ハエトリソウって本当にハエを捕るの?
ハエトリソウはパクっと閉じる葉っぱが印象をです。でも、あんなに速いハエを捕れるの?って思いますよね。
ジャジャーン、見事にハエを捕まえちゃいました。しかもダブルww
ナメクジはヌルっと脱走するなんて聞いたけど、、、ガブっ!がっちりロックしています。
ハエトリソウの肥料は?
ハエトリソウはハエなどの虫を捕まえて栄養分にしています。基本的に肥料はいりません。
※ハエトリソウは、根っこが肥料分を吸収するが弱いので根腐れの原因になります。
ハエトリソウの水やり
ハエトリソウは肥料分が少なく湿地帯に自生しています。水分を多く含む水苔での栽培がむいています。
いつも水苔が湿っているように管理しましょう。
ハエトリソウの冬の管理
ハエトリソウは冬眠?します。冬の3~5ヵ月の休眠期が必要で、休眠しないと2~3年で疲れ果てて枯れてきます。
ハエトリソウは日光を好むので、通年戸外で栽培できます。極端な寒さ(最低気温-7℃を下回り、日中も氷点下)がない限り日当りのよい場所に置くのが好ましいです。
葉を閉じる仕組み
ハエトリソウの葉っぱには、ハエの好きな蜜をだす密線があります。そして、獲物を感じ取る3対の感覚毛があります。
葉っぱの赤い色と蜜でおびき寄せられたハエが、30秒以内に2つの感覚毛に触れるとパクっと閉じます。そして、捕まってジタバタ動くと3つ目の感覚毛に触れてギュッと締め付けられます。
風などで飛んできた木の葉や小枝、水滴では決して葉っぱは閉じません。虫がジタバタして2回目の刺激で確実に葉を閉じて仕留められるように、ハエトリソウは刺激を1回、2回、3回と記憶しているのです。
※ハエトリソウは葉を閉じるの際に、相当なエネルギーを使います。2~3回閉じると株が弱り、葉っぱは黒く枯れてしまうようです。
まとめ
みんなが知っている食虫植物ハエトリソウ。子供から大人まで興味津々です。
あんなに速いハエを捕れるの?って思っちゃいますが、甘い蜜でおびき寄せ3段階のシステムで捕まえるんです。もちろん、小枝や小石では反応しずらいです。
ハエを捕らえた写真は、RUN仲間の土井さんから頂きました📷ありがとうございます。
お花も咲いて、ちゃんと花言葉だってあります。特徴的な葉っぱからついた花言葉です。
上手く育てれば毎年生えてくるハエトリソウ。意外と女子ウケも良かったんです。
思わぬ変化球で女性へのプレゼントなどもおもしろいですね。ウケ狙いのプレゼントでしょうか⁉
花言葉を一緒に伝えるも良し、花だけを渡すのも良し。
花というモノをプレゼントするのではなく、
花をプレゼントするキモチが、
フラワーギフトなんです。