母の日は始まってました。カーネーションの生産農家の所へ行ってきた。

小山花園 小山さんと自分

花屋さんは8月のお盆が終わりひと段落。そんな時、同年代の生産農家の所で話をしてみようと思い行ってみました。

母の日といえばのカーネーションを栽培している水戸市の小山花園さん。どんな栽培方法で素敵なお花を作っているかを聞いてきました。

半分趣味の話とお花の話といろいろ話してきました。

 

行ってきました小山花園

はじっこの方に見えるギター演奏でお出迎えかと思いました( ´∀` ) 手土産は、宇宙ビール。

水戸市小山花園ハウス宇宙ビール

 

車を停めると、新しい作業場の前にたくさんのコウモリラン(ビカクシダ)と素敵な2人。2人に会いにとコウモリランを見に来ました。

小山花園 お出迎え

機能性を考えてmontbellモンベルのキャップにサンダル。なんとな~く、お山へ誘ってみました♡

もしかしたら、明日は筑波山からのハリケンラーメンかな~。

 

お花屋さんのおもしろエピソードなどを話しつつ、三ツ矢サイダーいただきました。ごちそうさまでした。

 

趣味で集めだしたコウモリラン

小山花園 コウモリランセレクション

小山花園 コウモリラン汎用品

小山花園 コウモリラン

Instagramで知って、これが見たくて遊びにきました。カーネーションはまだ咲きませんから。

奥にギターが見えます👓

 

カーネーション農場見学

5月に咲き終わり、6月には抜いて、新たな苗を植えるそうです。そして、10月から咲き始めます。

小山花園 8月のカーネーションの様子

小山花園 カーネーションの苗

小山花園さんは、1株で8本の切り花カーネーションを咲かせるように切るといっていました。1株で多く切るところでは10~12本切るようですが、栄養分を集中させてより良いカーネーションを育てています。

小山花園 カーネーション

 

自分はカーネーションは良く使います。生産者のご指名でのご注文もお受けしますので、早めにご連絡ください。

小山花園 カーネーションの入ったブーケ

 

マリーゴールド農場見学

マリーゴールドと言っても花壇に植えるタイプではなく、切り花としてつかうアフリカンというマリーゴールドです。

マリーゴールドを使ったアレンジ

 

メキシコでは、死者の日(ディア・デ・ムエルトス)が11月1日と2日に開催されます。その日にマリーゴールドのお花で、死の世界から死者を祭壇までよんでくれるといわれています。

死者の日祭壇

ハロウィン🎃みたいなお祭りで、ガイコツに扮装しガイコツ💀とマリーゴールドを飾ります。日本では、お盆でしょうか。

 

今はまだ花も咲いてなく、10月ぐらいから咲きだすと言っていました。

小山花園 切り花マリーゴールド

 

収穫終わりのベッチーズブルーとアスター

8月に全部切ってしまいました。奇跡的に1本だけベッチーズブルー

小山花園 ベッチーズブルー

 

アスターが終わり、更地になり土壌改良植物のソルゴーが生えていました。アスターは、連作障害が出るので同じ場所で7年間は作れないそうです。

小山花園 アスターが終わりにソルゴー

 

防蛾灯がありました

小山花園 防蛾灯

防蛾灯はヨトウムシの防除に役立ちます。ヨトウガをハウスから遠ざけて産卵を防ぎます。

 

アスターにヨトウムシ

アスターにヨトウムシの卵

お花を買ったら、卵が孵化してイモムシがいたらお花も嫌いになっちゃいますよね。もちろん、小山花園さんは防蛾灯が寄せ付けません。

 

帰り際にパイナップル

そろそろ帰ろうとした時、パイナップル発見。

沖縄土産のパイナップルのクラウンを2年栽培

 

帰りにお土産 コウモリラン・ネザーランド

お土産でもらったコウモリラン・ネザーランド

 

カーネーション

カーネーションの育て方

カーネーションといえば、母の日。もちろん、母の日が一番の売れ時ですが、茨城県では6月下旬には苗を定植して育て始め、10月ぐらいからお花が咲きだします。

  • 学名   Dianthus caryophyllus
  • 英名   Carnation
  • 和名   麝香撫子 ジャコウナデシコ
  • 科名   ナデシコ科
  • 属名   ナデシコ属
  • 原産地  ヨーロッパ・西アジア
  • 分類   多年草

カーネーションはナデシコ科の多年草です。切り花では1本の茎に1輪のスタンダードタイプと、枝わかれし多数輪咲くタイプのスプレータイプがあります。

花言葉は、コチラ

 

まとめ

真夏の暇な時期に主にカーネーションを栽培している、小山花園さんの所に行ってきました。同年代の新婚夫婦に迎えられ楽しかったです。

生産のコダワリ、生産性、新品種、コウモリランについていろいろと話してきました。花業界の向かう方向などもみんなで考えていきたいですね。

 

ちょっと時間があるときに生産者シリーズやってみたいと思います。

 

ABOUTこの記事をかいた人

元気ですかー!花かんざしのオーナー、無敵の花屋こと畠山元気です。私が花屋をやっているのは、男でも女でもお花を 贈り合ったり、オシャレに飾ったり、育てたりするような、そんなボタニカルな社会を実現するために頑張っています。 趣味はマラソンとトレイルランニングです。出場予定の大会