今流行っているヨガやマインドフルネス、クリスタル、パワーストーン、まがたま、タロットカード。それらをおこなう空間の環境を整えたり、浄化する事をスマッジングといいます。スマッジングのスマッジ(smudeg)は燻すという意味があります。
スマッジングをするには、ホワイトセージを乾燥させ焚きます。その煙の効果で、物や空間を浄化させます。
ホワイトセージを育てて、スマッジング ワンド(バンドル)を作ってみましょう。せっかくイチから育てるなら、ボタニカルに化学肥料や農薬も使わず育ててみたいですね。
目次
スマッジング
かつてネイティブアメリカンが浄化の為に行った儀式の事です。ホワイトセージを燻して煙で邪気を払い、自分とその周辺を浄化してくれるといわれています。
地水火風という4大元素がもとにあります。貝をお皿にして、その上でホワイトセージの葉を燃やし、煙で空間を浄化します。
ホワイトセージの葉は地をあらわし、
アバロン貝の器は水をあらわし、
葉を燃やす火があり、
煙を仰ぐ風があります。
カリフォルニア・ホワイトセージ
- 学名 salvia apiana
- 英名 white sage、bee sage
- 別名 サルビア・アピアナ
- 科名 シソ科
- 属名 アキギリ属
- 園芸分類 ハーブ
- 形態 半耐寒性常緑低木
- 原産地 アメリカ・カリフォルニア南部
- 草丈・樹高 1-2m程度
- 開花期 6-8月
- 温度 -5℃~40℃
- 利用 浄化・食用・ハーブティー・アロマオイル・蜂蜜の蜜源
アメリカ・カリフォルニア州南部から伝わってきた植物です。強い殺菌効果があり、古来よりネイティブアメリカンに聖なるハーブと呼ばれ、儀式などで使われてきました。
香りは、ヨモギのような柑橘系のような香りに苦みを混ぜたような香りがします。独特な香りで、スッとするような香りです。
ホワイトセージの形状の名前
- クラスター 葉っぱだけのモノ
- ルーズリーフ 茎と葉が付いているモノ
- ワンド(バンドル) 複数のルーズリーフを紐でまとめたモノ
ヒーラーなどが儀式で使う時はワンド(バンドル)のまま燻す時もありますが、一般的には糸をはずしてバラして1枚づつ使います。
ホワイトセージの花言葉
尊敬
セージ(sage)という英語には、賢い・賢人という意味があります。尊敬とは、この意味から生まれたとされています。
家族愛
ホワイトセージを薬として用いて、家族の健康の為に栽培したことから花言葉が付きました。
ホワイトセージを育ててみよう
ホワイトセージは、発芽率が悪く種から育てるのは大変なので苗から育てます。増やすなら種からではなく、挿し木がオススメです。
生産農家も少ないので、お花屋さんで注文するか、ネット通販で探した方が早いと思います。今回は注文が入ったので仕入れました。
※オーガニック(有機)栽培というには、2年以上無農薬・無化学肥料で栽培しないといけないのです。
苗が入荷したので、大きな鉢に植え替えてみる 8月8日
多湿は苦手なので、赤玉土8:培養土2で植え替えました。赤玉土の中粒で水はけが良くなります。
ちょっと大きくなったかな?8月20日
大きな鉢に植え替えたので、1日1回だと土が乾きません。土の表面が乾くのに2~3日に1回のペースで水をあげています。
日光にあてて力強く育てようと思って、半日陰から直射日光が良くあたる場所へ移動してみました。しかし、ヘロヘロになってしまったので元の半日陰へ(^-^;
だいぶ伸びて気温も下がってきた10月21日
へろへろだった葉っぱも復活しました。最初から日向に置いておけば大丈夫だったんだろうな~と反省しました。
気温も下がってきました。セージは比較的に寒さにも強く大丈夫な植物です。強い霜や-5℃以下にならない場所で育ててください。
そろそろ霜が降るかな?
一気に寒気が入ってきて、最低気温も3℃ぐらいになってきました。でも、来週はまた気温が上がるようなのでもう少しワンド(バンドル)を作るのは待とうと思います。
ドライリーフにするには、どんな葉っぱも新芽ではなく熟成された葉っぱでしっかりと葉形が固まってからやるのが綺麗につくるポイントです。
何度かの寒さで
12月にはいり‐5℃になってしまいました。1,2度目は平気でしたが、何度目かの寒さで葉っぱがぐったり。。。
まだ、幹は枯れている雰囲気はないです。でも、葉っぱが固まる前にグタっとしちゃった感じです。
2月にはいり、葉っぱは枯れてしまった 4月になり新芽が出てきました
流石に寒すぎる日々が続き、葉っぱは枯れてきました。
まだ、幹は大丈夫そうです。春になって新芽が出てくればもう少し寒さに強くなっているかな?
4月になり新芽が出てきました
軒下に置いておいた苗も新芽が出てきました
挿し木をしてみました
4月半ばに残っていた株の枝を挿し木してみました。2/12で挿し木が成功したようです。
地植えのカリフォルニア・ホワイトセージ
同じ地域でも地植えのカリフォルニア・ホワイトセージは元気です。鉢植えと違って地植えだと、根っこへの直接的な寒さが入りづらいので寒さにも耐えやすいと思われます。
ワンド(バンドル)を作ってみよう
つづく…