素敵な花言葉をもつカラーの花って知っていますか?もちろん 王道のバラの花束は女性に喜ばれますが、素敵な花言葉を持つカラーの花を女性にプレゼントすると特別な喜びがありますよ。バラ・チューリップ・ガーベラなど名前を聞くと思い浮かぶ花って、人気のお花ランキング上位をしめます。プレゼントするのに人気のお花だと無難ですが、変化球でなんとなく見たことのある特徴的なフォルムのお花だとインパクトがあります。印象にも残りやすいですね。
目次
カラー
色が清楚な白なのと、形が変わっているので1度見たらすぐに覚えられる花で人気です。塊茎状の白い湿地性カラーと球根性で花色が豊富な畑地性カラーがあります。カラーの名前の由来は、ギリシア語の「カロス(美しい)」に由来するといわれる説 と 修道女の襟(カラー)に似ているからという説があります。
美しい茎が魅力のカラーの花は、その茎の凛とした美しさを魅せるアレンジメントや花束・ブーケに使われています。花は流通していますが、カラーの葉っぱは水あげが悪いので流通しません。
花言葉一覧
白色のカラー
華麗なる美(英)
乙女のしとやかさ(英)
花名の語源となったギリシア語の「カロス(美しい)」に由来するといわれます。そこから、素晴らしい美や乙女のしとやかさという花言葉がつきました。
清浄
カラーの白色は透明感をもつ美しい色の為、清浄な女性が連想されるので、清浄という花言葉も付きました。
ピンク(赤)のカラー
情熱 情熱的な赤色なので。
黄色いカラー
壮大な美 明るい黄色だったので。めずらしく悪い花言葉はつきませんでした。
紫色のカラー
夢見る美しさ 美しい夜のような色です。
黒色のカラー
贅沢な美 高級な美しさがあります。
科名 :サトイモ科 オランダカイウ属
英名 :Calla、Calla lily、Arum lily
花色 :白色・黄色・オレンジ・赤色・紫色・ピンク・黒色
多くの品種がありますが、湿地性カラーは白色が多く、黄色やピンクのカラーは主に畑地性の品種です。黒いカラーのホットチョコレートも畑地性カラーです。
誕生花:6月27日・7月28日(黄色)・10月31日
日本へは江戸時代末期の1843年に伝わった記録があり、和名「阿蘭陀海芋(オランダカイウ)」(オランダ船によって運ばれてきたサトイモに似た根を持つという意味に由来)別名「蛮海芋(バンカイウ)」(異国のサトイモに似た根を持つという意味に由来)とか呼ばれていました。戦前にはカイウという名前も使われていました。英名は、Calla(カラ)、Calla lilyと呼ばれています。
カラーの品種は100種類ぐらいあるはずですが、大きく分けると湿地性カラーと畑地性カラーに別けられます。湿地性のカラーは、主に白色で草丈が100cmにもなり、庭園の池の周辺など水辺の植栽に適しています。畑地性のカラーは近年品種改良が進み、黄色・オレンジ・赤・紫・ピンクなど花色が豊富な品種が多く出回っています。畑地性のカラーは鉢植えの販売もあります。
花もち
開花して花びらのように見える白色・ピンク(赤色)・黄色・紫色・黒色の部分は仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれ、花自体は仏炎苞に包まれている黄色い棒状の部分です。
表面に見える部分は花びらではなく仏炎苞というガクが変化したモノなので、比較的 花もちが良いカラー。10日から50日もったという話も聞きます。日本の自然界で花が咲く時期は初夏から夏ですが、周年栽培されているカラーは、やはり冬場はもちが良くなります。暖かい気候や場所だと水に浸かっている所から腐っていきます。花瓶の水を少なめにするのと、こまめに水替えと切り戻しをするのが長もちのポイントです。
もちろん、切花栄養剤を入れた水の方が長もちしやすいです。切花栄養剤は水の腐りを抑えるだけじゃなく、花に栄養をあたえ・界面活性剤で水あげを促進します。
また、カラーやダリアは花びらに直接かける栄養剤が大変効果があるとわかってきました。花農家の方がおこなう前処理も重要です。こういった花びらをコーティング処理をすると花のもちが断然変わってきます。日本では、フローラライフのフィニッシングタッチをおすすめします。
こまめな管理でお花も長もちします。切花栄養剤は、花に嬉しい栄養をあたえながら こまめな管理を軽減してくれます。
まとめ
独特のフォルムが人気のカラーは、女性にあげたい・女性だったらもらいたいと思えるような感じの花言葉をもっています。白色なら素晴らしい美・乙女のしとやかさ・清浄という花言葉をもっています。ピンクなら情熱、黄色なら壮大な美、紫色なら夢見る美しさ、黒色なら贅沢な美など美しい女性の特徴をとらえた様な花言葉です。
カラーの花を飾ると長もちし、美しい茎のラインやその清楚な姿は見る人を魅了するでしょう。カラーだけでもスタイリッシュに空間を演出してくれます。バラの様に主役になるカラー。他のお花と混ぜてアレンジメントも素敵ですが、カラーだけの花束・ブーケもスタイリッシュで魅力的で素敵ですよね。女性への心を込めたプレゼントにおすすめです。一緒に花言葉も選んでプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
「お花なんてもったいない」という方がいますが、逆に人生は損得だけじゃもったいない。人生に喜びと想い出を。
お花が人生に華を咲かせて、豊かにしてくれます。そこには幸せがうまれます。
ただ、花を贈るだけではなく想いも一緒に贈ってみませんか?
花というモノをプレゼントするのではなく、
花をプレゼントするキモチが、
フラワーギフトなんです。