最近、種まきがマイブームです。先日はバジルの種をまき順調に育って自家製ピザにトッピングしました。
種をまいて、すぐに成果がでる植物は楽しいですよね。激辛とうがらし「キャロライナ・リーパー」は、種からの栽培は時間がかかりすぎるため諦めました。
すぐに成果がでるのは、葉っぱに利用価値がある植物ですよね。花や実だと時間はかかります。
今はペットブーム。ペットといえば猫や犬。猫×植物=猫草ですよね。
今回は猫草を種まきからやってみました。ペット用生野菜のたねを買ってみました。
目次
猫草
猫草、猫草って言ってますが、猫や犬などの動物が食べる草の総称です。商品名はペット用生野菜のたねで、今回のはオーストラリア産のエン麦(えんばく)を種から育ててみました。
生野菜をあたえる必要性
猫や犬等動物には、体をなめて毛づくろいをする習性があります。その時飲み込んだ毛が胃腸内で毛玉となり、胸焼けや胃腸障害の原因となります。
そこで草(今回はえん麦)を与えると、胃腸を刺激し飲み込んだ毛玉や異物を吐き出させる効果があります。吐き出した後は、スッキリ元気を取り戻します。
田舎の方では、普段でも野にはえている雑草を食べている姿をみます。
猫草の種まき 7月17日
ふと思い立ち、朝一番でホームセンターに行き種を買ってきました。園芸コーナーの種置き場では見当たらず、店員さんに聞いてみるとペットコーナーを案内されました。
※少し前は花屋さんでも取り扱い店が多かった気がします。でも最近は、すぐに売れちゃえばいいですが、タイミングが合わなければ損をしてしまうので取り扱わなくなってきてしまいました。
猫草(えん麦)の発芽気温は16℃以上といわれています。寒い時期は、室内で発芽させましょう。
1.まずは、ビニールポット4号(12cm)に培養土を6分目までいれます。
2.一度、培養土に水をかけて湿らせておきます。
3.ポットの土の表面にまんべんなく種をまきます。
4.種が隠れるぐらい土をかけます。嫌光性種子または暗発芽性種子で、暗くないと発芽しません。
5.仕上げにもう一度水やり。
6.ホットの上に新聞紙をかけて暗くします。
7.更に台の下に置き、暗さ完璧です。
3日目に少し発芽 7月20日
4日目と書いてありますが、覗いてみるとちょこっと発芽していました。説明には、土が乾かないぐらいに湿らせておくとありましたが、最初の水やりで十分でした。培養土が水もち良かったのかな?
まだ、一部なのでだいたい生えそろうまで暗くしておこう。
説明通り4日目に発芽しました 7月21日
昨日の状態から一気に芽を出しました。そして、新聞紙を押し上げるぐらいの勢いで伸びていました。
発芽後は新聞紙をはずし、日当たりの良い場所に移動します。土の表面が乾燥しない程度に水やりをします。
5日目~とりあえず、全部発芽しました 7月22日
日に当てていたモノと暗闇で発芽したばかりのモノの葉っぱの色が違います。緑色の葉っぱとモヤシみたいな白黄色っぽい葉っぱ。
長い間、暗くしていた方は光りに向かってか、新聞紙に押されてか横向きになってしまいました。
販売開始!! 6日目
半分はまぁまぁ緑色の葉っぱになったので販売開始します。食べるにはあと一週間ぐらい必要ですが、伸びて黄色くなってきてしまったら買わないですよね。
いまいち育ちが悪い部分も 7日目
水のやりすぎかな⁉葉っぱが黄色くなっています。ひょろひょろだし。。
10日もたてば食べごろ 7月27日
グングン育って、葉っぱも緑色になりました。水のあげすぎは、育ちも悪く葉っぱは黄色いまま。
まとめ
ペット用生野菜 猫草(エン麦)は、簡単に育ちます。少し昔は、花屋さんでも売っていました。
最近はホームセンターのペットコーナーでしか猫草を見なくなってきました。それなら自分で育ててみようと思い種を買ってみました。
注意点は2つ。
- 嫌光性種子または暗発芽性種子なので、種をまいてから暗くしないと発芽しません。
- 発芽してから水のあげすぎは厳禁です。土の表面が乾いてから水をあげましょう。
ルールを守れば簡単に育つので、気軽にはじめてみても上手く育ちます。自分で無農薬で育てて猫ちゃんに食べてもらうのも愛ですよね。