観葉植物の定番品種フィカス・ベンジャミン。変わらず人気の観葉植物です。性質は強いですが、少々デリケートな観葉植物です。ポイントさえつかめば、性質は強く新芽もどんどん出てきます。
春になり気温が安定してきたので植え替えてみます。ちなみに直射日光大好き植物です。日光不足や植え替えのストレスで葉っぱをぽろぽろ落とす性質があります。そんな時は、置き場所を改善してください。
葉っぱの勢いが悪くなったり、水やりをした時に水はけが凄く悪くなったら植え替えが必要かもしれません。
目次
フィカス・ベンジャミン
- 学名：Ficus benjamina
- 科名：クワ科フィカス属
- 原産：インド～東南アジア
- 別名：ベンジャミンゴムノキ
- 置場：日光が大好きなので、直射日光が当たる場所。ハロゲンライトなどの強い光りでも成長可能です。
植え替え
時期
4月から9月（成長期の暖かい時期に）
用土
観葉植物用の土（水はけが汎用培養土より良い土）
植木鉢
根がいっぱいになっている様ならひと回り大きな鉢に植え替えます。買ったばかりのベンジャミンでオシャレな鉢に植え替えたいのなら同じ大きさの植木鉢で大丈夫です。
植え替え依頼
根っこもはみ出してきているので、ひと回り大きな鉢に植え替えます。
➀まずは、フィカス・ベンジャミンを植木鉢から出すのに木槌で植木鉢の持ち手を叩きます。
意外とすんなり抜けました。そこまで根鉢（鉢の形に根っこがぎっしり詰まっている状態）が出来ていなかったです。
②次に赤玉土を3～4cm入れ、観葉植物用培養土を5cm入れました（鉢の大きさによって変わります）
③その上に抜いたフィカス・ベンジャミンをいれます。鉢の深さと根鉢が同じ高さだったため、鉢底の土を少し取りました。
④鉢の中に入れて、隙間に観葉植物専用の土を入れます。入れた後に1.5cmぐらいの棒で土を押し込み鉢中の空間に土を押し込みます。あまり、押し込みすぎると水はけが悪くなるので程々に。
⑤駄目押しで鉢を横から叩き土を落として、最後に水を下から出るくらいあげます。
ひと回り大きな鉢に植え替えました。ウォータースペースもあります。
植え替え後の管理
人間でも引越は疲れるように、植物も疲れます。植え替え後は、春ならば直射日光にあてても大丈夫です。真夏の強光は避けてください。肥料も1週間ぐらいして落ち着いたらあげるようにします。疲れている時に焼肉は嫌ですよね。。基本的に水だけですが、水だって3～5日に1度ぐらいです。あげすぎても良くないです。
サスティーを使うと水やりのタイミングを教えてくれます。
7～10日して葉っぱも黄色くなって落ちなければ、適した環境のもとに置いてください。その時はじめて肥料をあげましょう。
観葉植物の肥料は主に3種類。化成肥料・液体肥料・活力剤です。
固形の肥料は化成肥料と油粕・牛糞や鶏糞・骨粉などの有機質肥料があるが、室内管理の観葉植物では臭いがキツイです。よほどのコダワリがなければ、化成肥料で十分です。液体肥料は、即効性はありますが持続性がありません。※活力剤（特にアンプル型のモノ）は主肥料ではなく、ビタミン剤的な副肥料です。基本的には、化成肥料や液体肥料をあげて、もっと元気にしたい時に活力剤をあげるというイメージです。
