最近、寒くてもう冬では?と思ってしまう気候ですが、近所の紅葉はまだですよね。でも、暦の上では冬なんです。
実際に9月から10月に咲く花、皆さんご存知のコスモス。英語でもCosmosで同じですが、漢字だと秋桜と書きます(秋の季語としても用いられる)。
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コスモスって秋になると良く見るけど、切り花としてはどんなお花?
コスモスは、メキシコを原産地とするキク科・コスモス属の総称です。日本には明治20年頃に渡来したといわれています。
田舎では、普通に河川敷に繁殖させたりして摘んできて飾ったりと、買ってまでは飾らないお花ですね。バラの花と同じように生えている花を切ってきて花瓶にさしてももたないですが、それはちゃんと水揚げをしていないからです。花屋さんに売っているコスモスはちゃんと水揚げしてちゃんと管理してあげると、他の花と同じぐらいの花もちになるんですよ。
昔はヨーロッパには咲いていなくて、かの有名なコロンブスが発見した花のひとつにコスモスも有りました。実はコスモスの花言葉は後々にできた花言葉なんです。花言葉は、常に生まれています。
一般的なコスモスの花言葉は【乙女の純潔・乙女の真心・美麗・調和・謙虚】ですが、花の色によって変わります。
コスモスの花の色と花言葉
赤いコスモス・花言葉は【乙女の純愛・調和】
ピンクのコスモス・花言葉は【乙女の純潔】
白いコスモス・花言葉は【優美・美麗・純潔】
黄色のコスモス・花言葉は【野性的な美しさ・自然美・幼い恋心】
チョコレートコスモス(黒いコスモス)・花言葉は【恋の終わり・恋の思い出・移り変わらぬ気持ち】
コスモスの花を長く楽しむ水揚げ&管理方法
コスモスを売っていると、口々に「もたない、もたない」と聞こえるように言ったりされます。
でも実は2週間ぐらい楽しめる花なんです。
それには、ちょっとした特別な手間が必要なんです。庭のバラの花を切ってきて花瓶に挿しても、もたないのと一緒なんです。
その手間➀、水揚げ方法は湯揚げ(ゆあげ)をする。沸騰したお湯に3~5秒間切り口をつけて、その後すぐに冷水に入れると一気に水を吸い上げます。
その手間②、花瓶の水は少なめにする。
その手間③、切り花栄養剤を使うと蕾まで開花する。
ちょっとした知識と技術で切り花の命は、格段に伸びます。ぜひ、長く楽しんで豊かなゆとりある生活をおくってください。
まとめ
秋に咲く桜 コスモスには、女性のように繊細なイメージがあります。【乙女の純潔・乙女の真心・美麗・調和・謙虚】などの清楚な日本の女性らしい花言葉がついています。
秋に綺麗に咲き誇る花・コスモス。田舎では、一度は摘んできて飾ったことのある・コスモス。そしてあまりもたない・コスモス。しかし、実は2週間以上咲いているんです。花もち期間18日(平均11日)。切り花栄養剤を使うと蕾も咲いてきます。
お花は生き物なんです。適した環境で、適した管理で、適した手間をかけてあげると長く楽しめます。ペットや子供に気をつかうように、お花にも気をつかってあげると花も綺麗に応えてくれます。
女性にプレゼントするにはピッタリの花言葉ですが、大体の女性は花をもたせる方法は知りません。コスモスの花は田舎だとそこら辺にはえていますが、花屋さんにしか売っていない八重咲のコスモスの花をプレゼントする驚きと感動がありますよね。
しかし、コスモスはもたないというイメージがあるのでプレゼントするときには、適した管理方法を教えてあげると長く楽しめて感謝も倍になりますよ。
花言葉を一緒に伝えるも良し、花だけを渡すのも良し。
花というモノをプレゼントするのではなく、
花をプレゼントするキモチが、
フラワーギフトなんです。