100本のバラの花束。
プロポーズや記念日に贈られたら、抱えきれないほどのバラに感動しますよね。
でも、その次に出てくるのが、
「……これ、どうやって飾ろう?」
という問題です。
100本入る花瓶なんて、普通の家庭にはなかなかありません。
長年花屋をやっていますが、100本のバラは「もらった瞬間の感動」が大きい一方で、その後どうしたらいいのか困ってしまう花束でもあります。
でも、無理に100本全部をひとつの花瓶に飾る必要はありません。
生花として飾る。
ドライフラワーにする。
押し花にして残す。
バラ風呂として楽しむ。
せっかく贈ってもらった100本のバラ。
自分に合った方法で、最後まで楽しんでみましょう。
目次
100本のバラをもらったら、まず何をする?
まずはラッピングを外して、バラが水を吸える状態にします。
花束はプレゼントとして美しく見えるように束ねられていますが、そのまま長期間飾るためのものではありません。
茎の切り口を少し切り戻し、水につかる部分の葉を取り除いて花瓶へ入れます。
ただし100本全部を一つの花瓶に入れる必要はありません。
むしろおすすめは、何本かに分けて飾ること。
リビング、玄関、寝室などに分ければ、家のいろいろな場所でバラを楽しめます。
100本あるからこそできる贅沢です。
100本のバラは全部花瓶に飾らなくてもいい
「せっかく100本もらったんだから、全部きれいに飾らなきゃ」
と思わなくて大丈夫です。
100本のバラを管理するとなると、花瓶の用意だけでなく、水替えや傷んだ花を取り除く作業も必要になります。
それが負担になってしまったら、せっかくのプレゼントが「大変だった」という思い出になってしまいます。
花は楽しむものです。
・お気に入りの20本を花瓶に飾る
・何本かをドライフラワーにする
・記念に押し花へ加工する
・最後はバラ風呂を楽しむ
こんなふうに100本を分けて楽しんでもいいんです。
バラを花瓶で長く楽しむ
生花として楽しむバラは、清潔な花瓶と水を使います。
水につかる葉は取り除き、茎の先端を切り戻してから飾りましょう。
花瓶の水が汚れたら交換します。
切り花栄養剤があれば、使用方法に従って使うのもおすすめです。
花かんざしでは以前、バラを長持ちさせる方法について実際に比較実験もしています。
▼詳しくはこちら
バラの花を長持ちさせるには?いろいろ言われる説を検証してみた。
一部をドライフラワーにして残す
100本あるなら、一部をドライフラワーにするのもおすすめです。
バラは比較的ドライフラワーにしやすい花です。
きれいな状態のうちに花瓶から取り出し、風通しがよく湿気の少ない場所に吊るします。
ポイントは、
「枯れてからドライフラワーにする」のではなく、「きれいなうちに乾燥を始める」こと。
思い出として残したいバラなら、早めに加工するのがおすすめです。
ポプリとして楽しむ
ドライにしたバラの花びらを使って、ポプリとして楽しむ方法もあります。
乾燥させたバラを器などに入れて飾れば、それだけでもインテリアになります。
香りを楽しみたい場合は、好みのアロマオイルなどを使う方法もあります。
100本もあると、普通の花束ではなかなかできない楽しみ方ができますね。
押し花にして思い出を残す
プロポーズや結婚記念日など、特別な日に贈られたバラなら、
「形としてずっと残しておきたい」
という方もいると思います。
そんな場合は押し花加工という方法もあります。
バラは厚みがあるため、そのまま本に挟むだけではきれいな押し花にするのが難しい花です。
特別な花束なら、専門の押し花加工を利用するのも選択肢です。
花そのものはいつか枯れてしまいます。
でも、プロポーズでもらったバラの一部を額に残しておけば、その日の記憶まで一緒に残せます。
最後はバラ風呂という楽しみ方も
100本のバラがあるからこそ、一度やってみたいのがバラ風呂(ローズバス)。
花びらを浮かべるだけでも、かなり華やかになります。
ただし、一般的な切り花は入浴用として生産されたものではありません。
肌が敏感な方や、使用された薬剤などが気になる場合は避けた方がいいでしょう。
バラ風呂をやってみたい場合は、最初から入浴用途として販売されているバラを選ぶのがおすすめです。
花屋さんのバラは食べないでください
バラは食べられる花でもあります。
ただし、花屋さんで切り花として販売されているバラと、食用として栽培されたバラは別物です。
花屋さんのバラを、
「バラって食べられるんでしょ?」
と料理や飲み物に使うのはやめてください。
食べる場合は、必ず食用として生産・販売されているバラを選びましょう。
100本のバラの花言葉は「100%の愛」
100本の赤いバラには「100%の愛」という意味があるとされています。
ちなみに108本のバラは「結婚してください」、99本なら「永遠の愛」など、バラは本数によってさまざまな意味があるとされています。
100本にするか、108本にするか。
プロポーズなどでバラを贈るなら、本数の意味から選んでみるのも面白いですね。
▼バラの本数ごとの意味はこちら
バラは色によっても花言葉が変わる
バラは本数だけではなく、色によっても花言葉が変わるとされています。
定番の赤いバラだけでなく、ピンク、白、オレンジ、黄色など、贈る相手や伝えたい気持ちに合わせて色を選ぶのも楽しいものです。
「何色のバラを贈ろう?」と迷ったら、こちらの記事も参考にしてみてください。
▼バラの色ごとの花言葉はこちら
100本のバラは「全部残す」より「全部楽しむ」
100本のバラをもらったら、
「枯らしたらもったいない」
と思うかもしれません。
でも、花屋としては100本すべてを無理に残そうとしなくてもいいと思っています。
花瓶に飾ってもいい。
ドライフラワーにしてもいい。
押し花にして残してもいい。
バラ風呂で思いっきり贅沢してもいい。
花はいつか枯れます。
だからこそ、100本のバラを贈ってくれたその瞬間や、その気持ちが思い出になります。
100本のバラを「無駄にしない」ではなく、100本のバラを「楽しみきる」。
それでいいんじゃないでしょうか。
無敵の花屋 花かんざしでは、プロポーズや記念日などのバラの花束についてもご相談いただけます。
「何本にしたらいい?」
「どんな色がいい?」
「どうやって渡したらいい?」
そんなところから、花屋に相談してみてください。
あわせて読みたい
バラについてもっと知りたい方はこちらの記事もどうぞ。




