生花は好きだが、お花の可能性を広げるためのお勉強にお花炭を体験してきました。すぐには活用する方法は思い浮かびませんが、なにか可能性を感じまして。
花炭とは、お花を焼いて綺麗にカタチを残して炭状にしたモノです。炭の芸術品です。
2020年2月15日に茨城県植物園で体験教室があるというので参加してきました。作り方は覚えたので、パイナップルのお花炭にチャレンジしてみようかな。
目次
お花炭
木の実やお花・枝葉・竹などを焼いて炭状にします。炭になると脆くなるので、しっかり固まったモノが好ましいです。
用意するもの
- コンロ(携帯用でも良い)
- 缶(お菓子入れようや一斗缶)
- 針金
- 釘4本
- 金づち
- アルミホイール
- 花炭にしたい材料
- 手袋(軍手)
作る場所
風があると加熱のムラが出てしまい綺麗に出来ないです。今回はビニールハウスの中でやりました。
お花炭の作り方
①缶のふたの四隅に用意した釘を使って、金づちで打って穴をあけます。
②缶の底にアルミホイールを敷きます。
③アルミホイールの上に花炭にするモノを隣のモノと触れないように並べます。コンロの性質上、中心の方が先に炭化するので中心に材料を置きます。
この時にヒマラヤシーダーや蓮の実などは、平らな面を下にした方が綺麗に炭化します。
④破裂して蓋が開かないように針金で軽く縛り、コンロにのせます。
⑤点火をし中火より少しだけ弱くします。
⑥花炭ができあがる時間まで待ちます。今回は約30分を目安に焼きました。
花炭に使われる材料の約時間の目安
- モミジバフウ 30分
- ヒマラヤシーダー 30分
- メタセコイア 30分
- コウヨウザン 30分
- スギ 30分
- 竹(割って) 45分
- 竹(割らずに) 180分
※竹はドリルなどで穴をあけないと破裂します。注意しましょう。
- パイナップル 5~7時間
⑧煙の出かたが弱くなって、煙の色が白⇒青白になったら消火し、缶の四隅の穴を釘でふさぎます。
⑨缶が完全に冷めてから(約10分)、コンロからおろし缶の蓋を開けます。
冷める前に開けると、一気に空気が入ってしまい燃え上がりますのでご注意ください。
※出来上がったモノは丁寧に扱ってください。
まとめ
茨城県植物園でお花炭つくり教室に参加してきました。用意してあったモノ以外に、自分のお店にあるドライフラワーも持って行ってお花炭にしてみました。
限られた時間でやったの大物や竹は出来ませんでしたが、いろいろと綺麗に出来上がりました。
次は、竹やパイナップルに挑戦したいと思います。お花の可能性をもっと広げていきたいです。