観葉植物でも人気のあるゴムの木。ゴムの木の仲間はたくさんいて、日本でもよく育てられています。
最近では、ウンベラータやベンガレンシスといったラインが出やすい品種が人気です。性質もなかなか強くて丈夫です。
再生能力も強いので、形が悪いな~とかスッキリさせたいな~など思った時の選定してみましょう。
オシャレに剪定して、家に合ったオリジナルの観葉植物を育てましょう。
目次
フィカス属
ゴムの木は、イチジク属(ラテン語名からフィクス属、英語読みだとフィカス属)クワ科の植物です。同じ仲間にイチジクやベンジャミン、ウンベラータ、ガジュマル、アルテシーマ、プミラ、バーガンディーなどがあります。
ゴムの木の花言葉は、永遠の幸せです。
約800種の植物が含まれ温帯から熱帯に分布します。特徴としては傷つけるとゴムの原料であるラテックスという成分を含む乳液がでます。
ゴムの木の剪定
剪定時期
4月~10月ぐらいが適期です。真夏の暑い時期は避けましょう。
また、寒さには弱いので秋の寒くなる前に剪定をしてしまうと弱った状態で苦手な冬をむかえる事になってしまうので、夏前にやるのをオススメします。
剪定方法
フィカス属の植物を切ると切り口からラテックスという白い乳液が出てきて、床や他の葉っぱを汚します。
基本的には内側に向かって生えて交差する枝を切った方が、植物が混雑せず風通しが良くなります。
デザインで盆栽のようにワイヤーで誘引しても構いませんが、スッキリとしていた方が病気にもかかりずらくなります。
剪定時の注意点と対処方法
剪定すると出てくるテラックスは、手につくとかぶれる方もいます。手袋をして作業すれば大丈夫です。
切るとぽたぽたと垂れてきて床や葉っぱを汚してしまいます。切ったらすぐにティッシュペーパーで押さえておくと5分間ぐらいで固まり出なくなります(状況で多少変化します)
剪定枝の挿し木にチャレンジ
剪定した枝は捨てずに挿し木してみましょう。挿し木の適期は5~9月ぐらいです。
- 切った枝を水にさします。1~2時間水を吸わせます。
- 水を先にあげた培養土にさします。赤玉土でも可です。
- 新芽を残して葉っぱを1枚ごとや半分にカットします。葉っぱの数を減らすことで、蒸散を抑えます。
- 挿し口を土と密着させるために、水をあげます。その時、HB-101を混ぜた水だと根張りが良くなりました。
- 水は乾かし気味で日陰で管理します。約1ヵ月ぐらいで根が出てきます。
- 根っこが出てきたばかりのゴムの木は、言うなれば赤ちゃんなので暑さ寒さには弱いです。最初は半日陰の室内で育ててください。
水挿しでも発根
観葉植物は水に挿しておいても発根したりします。その後、土に植えても大丈夫です。
花束を花瓶に挿していると、お花は枯れてしまいますが葉っぱなどの観葉植物は発根してきたりします。一緒に捨てないで育ててみるのも楽しいです。
まとめ
最近流行っている観葉植物は、ゴムの木の仲間が多いです。オシャレなインテリアとしての需要が高まってきています。
カッコよく飾りたいけど葉っぱが多すぎるという方や育ちすぎて邪魔になってしまった方は剪定しましょう。あの切った時に出る白い樹液テラックスは、ティッシュペーパーで押さえておく事ですぐに止まります。
空間をつくって、あなたの家にあったゴムの木にしていきましょう。抜け感がオシャレに飾るポイントですね。
剪定した枝も挿し木や水挿しして根っこが出れば、また子供ができます。また、新たに育ててみるのも良いですよね。
人に贈っても、自分で育てても楽しい観葉植物。枯らさず育ててオリジナルな植物を作っていきましょう。
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オシャレで楽しいボタニカルライフを